学習塾に通う際に起こりがちなトラブルとは?対処法を知ろう!
学習塾に通う理由はいろいろありますが、学習塾とのトラブルは遭いたくないものです。学習塾とのトラブルは子どものためにならないからです。学習塾に通う際に起こりがちなトラブルと対処方法を解説します。事前に対処法を知っておくと安心ですので、ぜひ参考にしてみてください。
学習塾の入塾手続きの具体的な手順
入塾する際、契約には十分に注意しましょう。友達の子どもが入塾するからといって、早く自分の子どもも入塾しないといけないと思いがちですが、早く入塾することより、その学習塾が自分の子どもに合っているか、費用などの不明点がないかなどの「正確さ」を最重要視することが大切です。学習塾の契約の手順を下記に示します。
・パンフレットを請求する
・体験授業を受ける
・入塾申し込み
パンフレットを請求する
まずは、学習塾に資料請求をしましょう。資料請求の対応の早さや丁寧さから、その学習塾の本質が垣間見えるでしょう。この学習塾の対応ややりとりは、永い間、通う上で重要な情報となります。パンフレットが送付されるまでの時間、梱包の丁寧さや電話でのやりとりの印象がとくに重要となってきます。
体験授業を申し込む
必ず体験授業を受けましょう。集団塾、個別塾でもです。基本的に情報はパンフレットに記載されています。しかし、実際に体験することにより、その情報の真偽を確かめられるとともに、子どもとの相性、子どものやる気が確認できます。
入塾申し込み
パンフレットの情報及び体験入学の経験を考慮して、子どもとご自身ともに「この塾に通わせたい」と感じたら、申し込みましょう。
学習塾に通う際に起こりがちなトラブル事例
不幸にも学習塾とのトラブルは少なくはありません。具体的なトラブルのケース例を紹介します。
授業料以外の費用が高価
学習塾の費用は年間でかかる費用で考えましょう。意図的に授業料を安価に見せているケースもあるからです。実際には毎月の授業料以外に、夏季講習や、特別特訓コースなどがあります。友達が行くのに、自分の子どものみ行かない状況にはできず、思ってもいなかった出費になります。これがきっかけで学習塾に対する不信感を感じ大きなトラブルに発展することがあります。
面倒見が悪い
入塾時に授業以外のサービス内容も確認しましょう「自習室が使えない」「面談の頻度が少ない」「定期的な補習を行ってくれない」など、面倒見が悪いと感じることがあります。これは、もっともな期待だと思われるので、入塾前に確認し納得してから入塾しましょう。
成績が上がらない
学習塾は成績をアップすることに努め、その結果、志望校に合格させるのが使命です。学習塾に通っているのにかかわらず、成績が上がらないトラブルがあります。これは、すべて学習塾が悪いといい切れませんが、授業の質が悪く、授業以来のサポートが不十分だった可能性があります。
金銭トラブル
入塾時に退塾、休塾時の手続き、費用を確認しておきましょう。退塾時の金銭トラブルが増えています。退塾時に思った以上に費用を請求されるのです。学習塾は未然に、子どもや家庭に退塾をしないよう働きかけます。しかし、それでも退塾となった際には、悪質な学習塾はさまざまな項目で少しでも多くの費用を請求してくるのです。
万が一、学習塾でトラブルに巻き込まれてしまったら?
実際、学習塾でトラブルに巻き込まれた時の対処方法を説明します。
契約書を確認する
契約書にて契約の内容を確認しましょう。契約の内容と現状を照らし合わせ、そのうえで、学習塾の所属校と十分話し合いを行いましょう。実際、認識違いの場合も少なくないからです。
本社に問い合わせる
本社に直接相談することも有効です。大手の学習塾の場合、ネット上の評価を重要視しています。そのため、丁寧に対応してくれる場合があります。所属校舎や講師に落ち度がある場合に非常に有効です。
消費者生活センターに電話する
それでも解決しない場合は消費者生活センターに電話しましょう。消費者生活センターは行政機関なので、第三者的な立場から相談に乗ってくれます。自分の力で解決できないと思ったら相談しましょう。適切な対処方法も教えてくれます。
弁護士に相談する
消費者生活センターに弁護士を勧められたら、弁護士に相談しましょう。消費者生活センターまでは無料ですが、弁護士を雇うには費用がかかります。消費者生活センターで解決できないトラブルは重大で悪質なケースなので、弁護士を雇わないと対処しきれないでしょう。無料で相談できる弁護し事務所もあります。
学習塾に通う際に起こりがちなトラブルと対処法を紹介しました。学習塾は安くない投資です。後悔ないよう起こりがちなトラブルを事前に確認しておくことをおすすめします。