プロ講師のみ在籍している学習塾は存在する?
神奈川県にもさまざまな個性を持った学習塾があります。
その中でも、プロ講師のみ在籍している学習塾はあるでしょうか。
そもそもいったいどのような塾なのか、そしてそのような塾があった場合ほかの塾との違いは何かを理解しておくことも大事です。
プロだけの学習塾はある
神奈川県の中にも、プロ講師だけの学習塾はいくつか存在します。
ただその前に、その定義を明確にしておくことが大事になります。
定義がわからない状態で説明を続けても、いったいほかの塾との違いがよくわからないからです。
プロといえば野球選手を思い出す人がいるでしょう。
テレビに出ている野球選手は、単に野球をしているだけでなくお金をもらいながらそしてそれを職業としている状態です。
逆に草野球選手は趣味でやっているものになりますのでお金をもらっているわけではありません。
では、これをそのまま学習塾に当てはめるとどのようになるでしょうか。
学習塾の講師で、趣味だけで行っている人はいませんが、お金をもらっている人はいます。
ほぼすべての講師がお金をもらっています。
ただそうすると、プロではない講師はいなくなってしまいます。
いるとしてもボランティア活動している人だけになるでしょう。
一般的に、学習塾の業界の中でプロと呼ばれる人たちはアルバイト以外のことを指すものです。
学習塾の講師のほとんどはアルバイトで構成されており、たいていは大学生か大学院生それか大学を卒業して資格試験をしている人などが中心になります。
そしてこの人たちのことは、プロ講師と呼びません。
なぜかといえば、それを本業にしているわけではないからです。
つまり、本業にしているかどうかの違いと考えてよいでしょう。
どのようなところに存在するのか
アルバイトばかりで構成されている塾は多いです。
たいていのところは、教室長と呼ばれる人がいます。
教室長は正社員になりますが、それ以外はほぼアルバイトになるでしょう。
特に集団授業の場合は大学生や大学を卒業してアルバイトとして行っている人がほとんどです。
それに対して、プロ講師しかいないところは個別指導になることが多いです。
たいていの場合、採算が合わなくなりますのでそのような仕組みになっています。
このような形態をとらざるをえない理由から、たいていの塾はアルバイトを入れているのが現状になります。
責任があるかないかも大きな違いになる
アルバイトとプロの形式上の違いは、それを職業としているかどうかになりますが、実質的な違いは生徒の成績に対して責任を持つかどうかになります。
アルバイトの場合は、時間で働いているだけですので生徒の成績を上げることは重要だとしても、最終的に責任をとるわけではありません。
これに対して、プロ講師の場合は結果に対して責任を持つのが基本になります。
これは、ほかの業種の正社員と同じように結果が出なかったことに対しては何らかの責任を負うのが基本です。
ここでいう責任とは、生徒の成績が下がってしまったら講師をやめるという意味ではありません。
むしろ、やめずに続けながら、成績が上がるように普段からカリキュラムを真剣に考えて、万が一成績が伸びなかった場合には無料で補講授業を行ったり返金をするなど対応してくれます。
このように、背水の陣の状態で仕事をしていますので、アルバイトが教えているよりもより真剣に対応することができます。
それだけでなく、真剣に成績アップのことを考えますので成績が伸びやすいと言えるでしょう。
神奈川県の学習塾の中にはプロ講師だけの塾もあります。
形式的には、それを職業としており、実質的には生徒の成績に対して責任を持つ人たちです。
責任を持つとは、成績が伸びなかった場合に無料で授業をしてくれたりあるいは今まで受け取ったお金を返金することを意味しています。
アルバイトの講師との違いは、それを職業としているかどうかの違いになります。
アルバイトの場合は、学生をやりながら仕事をしている人はほとんどですので、それを職業としているわけではありません。