個別指導の学習塾のメリットとデメリットは
近年は、横浜の学習塾でも個別指導が増えてきており学習塾全体の4割程度のシェアになっています。
もし個別指導に行く場合には、そのメリットとデメリットを事前に理解しておくとよいでしょう。
では、一体どのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。
わからないところを質問しやすい
個別指導のメリットは、わからないところを気軽に質問することができることです。
たいていの場合は、先生が1人に対して生徒が1人から3人程度になります。
目の前に先生がいますので、問題を解いていてわからないところや、答え合わせの時答えを見てもよくわからない場合に気軽に質問できる点が魅力になります。
今まで自分で考えて時間を浪費していた人の場合、思考に時間を使い過ぎるのは無駄な場面があります。
特にテスト前や入試前など時間に限りがある場合には、早めに考え方を教えてもらい納得した方が合理的に勉強を進めることができるでしょう。
質問する場合は、可能な限り具体的に質問をすることが重要になります。
「よくわからない」というような質問の仕方だと先生の方もどのように答えたらいいのかわからず説明が長くなってしまいがちです。
具体的な答えを知りたければ具体的な質問をすることが鉄則です。
個別のカリキュラムが作成されている
個別指導の最大の魅力の一つが、それぞれの子供の実力に応じてカリキュラムが作成されることです。
塾に通う生徒の中には、様々なタイプがいます。
学校の中でもトップレベルの成績をとる子供もいれば、いつも下から数えた方が早い生徒もいます。
そこで、集団授業のように一律に同じ内容を学ぶのではなくその生徒に合わせた指導をすることでより実力を伸ばすことが可能です。
できる生徒に関しては、自主的に学習しますのでより多くの課題を出すことやテクニック的なことを教わることでさらに伸ばすことは可能です。
生徒としても、勉強の内容を1から教わるよりも本当にわからないところだけを質問するような方法で成績を伸ばすことはできるでしょう。
一方で、勉強の理解が遅い子や勉強に対して苦手意識を持っている子供に対しては、基礎から学ぶべく現在学校で教わっている内容と同時に昔に戻る学習が必要です。
さかのぼり学習をすることで、わからなかったところやつまずいていたところの理解をし、次第に学校の勉強がわかるようになるでしょう。
先生に頼り過ぎることや競争相手がいない問題がある
個別指導のデメリットの一つは、先生に頼り過ぎてしまうことです。
自分で考え、答えを導きだそうとする生徒は別ですが、わからないとすぐに先生に聞き自分で考えようとしない生徒は勉強している割に結果が出にくいことがあります。
そうすると、いつまでたっても考える癖がつきません。
これを解決するためには、最終的には自分で考えることを第一にして、それでもわからない場合には先生に聞くようにするべきでしょう。
最終的に成績を伸ばすのは自分自身であり先生はそれを手助けしてくれるだけの役割と認識することが重要になります。
もう一つのデメリットは、個別指導の場合競争相手がいない可能性が高いことです。
集団で授業を受けている場合と比較すると、集団授業では同じクラスの中にライバルがいることが多いです。
集団授業は、基本的に学力に応じてクラスが分かれていますので同じぐらいの成績の子供同士で張り合うことが多くなります。
ですが、個別指導の場合は、完全に一人一人ばらばらに勉強を教えることになるため、周りを気にせずに勉強をするか、塾の外にライバルを作るべきでしょう。
個別指導の学習塾のメリットは、わからないところをすぐに先生が教えてくれるところです。
また、生徒別のカリキュラムがあるためその生徒の苦手なところから復習することも可能です。
デメリットは、先生に頼り過ぎてしまうことやライバルができにくいことでしょう。