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適度な運動で成績が上がる?運動習慣を取り入れてみよう

公開日:2023/04/01  最終更新日:2023/03/17


「一生懸命勉強に取り組むことも大事だけど、適度に運動して体力もつけてほしい」と願う保護者の方は多いのではないでしょうか。実は、運動と学力には因果関係があると知っていましたか?今回は、適度な運動と成績アップの関係性について解説します。運動が苦手な子でも取り入れやすいストレッチ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

勉強と運動はできるだけ両立したほうがいい?

文部科学省による学力テストの結果とスポーツ庁による体力テストの結果を照らし合わせてみると、スポーツをしている子は勉強もできる傾向にあるということが判明しました。実は、この結果には脳の働きが密接に関わっているのです。運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)が脳の中でさかんに分泌されます。このBDNFが脳の神経細胞(ニューロン)や脳に栄養を送る血管を形成することが明らかになったのです。

今までの研究では、ニューロンの数は年齢とともに減少して増えないといわれていました。しかし、最新の脳科学では、運動をすることによって増える効果が期待できることがわかってきたのです。そのほかにも運動は脳を活性化させ、記憶力や集中力を高める効果があると判明しました。つまり、運動と勉強には密接な関係があり、体を鍛えると同時に脳も鍛えられるということになるのです。

勉強に効果的に運動を取り入れる方法はある?

勉強と運動を両立するとなると、ついつい大変な思いをしないというイメージを持ってしまう人もいるでしょう。運動といっても、毎日ハードなスポーツをする必要はありません。1日20分~30分ほどジョギングやウォーキングなどの軽い有酸素運動をするだけでも充分に効果は得られます。有酸素運動は、記憶中枢である海馬や情報伝達を担うケーブルの集合体である白質に刺激を与えます。

また、有酸素運動の後は、集中力が高められるということがわかってきました。フィンランドの調査によると、毎日たくさん歩く子どもはストレスへの抵抗がなくなり、勉強を最後までやり通すことが苦にならないといわれています。

たとえば毎日徒歩で登下校している子は、それだけでも効果があるということです。ジョギングやウォーキングのための時間を確保するのが難しい子どもは、普段の外遊びの中で運動を取り入れてみましょう。なわとびやかけっこ、ボール遊びなどをするだけでも大変効果的です。心拍数が1分間で最大150回まで上がると、記憶力や集中力を高めるのに効果的といわれているので、軽く息が上がる程度の運動を日常生活に取り入れてみることが大切です。

運動が苦手な子はストレッチだけでも挑戦してみて!

運動が苦手で続かないという子は、ストレッチから始めてみるのをおすすめします。ストレッチすることで血流がよくなり集中力が高まるうえ、集中すべき場面とそうでない場面の切り替えも上手にできるようになります。ここでは、勉強の合間におすすめのストレッチを3つ紹介します。

手首のストレッチ

右手を前に伸ばし、てのひらを前に向けます。左手で右手の指をつかみ、ゆっくりと自分の体の方へ倒します。自分が気持ちいいと思うところまで倒します。次に、左手も同様にします。

肩のストレッチ

両腕を前に伸ばします。片方の腕を曲げて、もう片方の腕を抱え込むように引っかけ、自分の体の方へ引き寄せます。次に、腕を反対にして同様のことをします。

首のストレッチ

首を右に傾けます。右手を傾けた頭の真上に置きます。そのままゆっくりと気持ちいいところまで下方向へ抑えていきます。次に、左側も同様にします。

これらのストレッチは、どれも左右10秒ずつを1セットで、3セットずつ行うと効果的です。集中力の工場だけでなく、リフレッシュにもなるのでおすすめです。

まとめ

現代の子どもは遊ぶ場所が限られてしまい、運動する機会が減っているといわれています。研究結果からも運動は脳の働きによい影響を与えることが分かっているので、積極的に運動を取り入れたいですよね。ハードなスポーツに取り組まなくても、縄跳びやかけっこをするだけでも充分な効果は得られます。運動の苦手な子は無理に運動しなくても、軽いストレッチをするだけでも脳をリフレッシュさせることができるでしょう。お子さんの生活スタイルに合わせて、意識的に運動を取り入れていきましょう。

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