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学習指導要領改定によって成績のつけ方に変化が!今後の成績の上げ方

公開日:2022/05/15  最終更新日:2023/01/26


「学習指導要綱」とは、生徒の学習内容を記載したマニュアルのようなものであり、一定のタイミングで改訂が行われています。生徒の学習内容を決める重要な存在ですが、直近の改定では成績のつけ方が変更されています。そこで今回は、学習指導要綱の改訂で変更された成績のつけ方や、改訂後の成績のあげ方のポイントを紹介します。

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学習指導要領改定に伴い変わった成績のつけ方

直近の学習指導要綱の改訂では、成績のつけ方が変更になっています。そもそも、学習指導要綱とは、文部科学省の定める教育課程の基準のことを指します。小学校、中学校、高等学校それぞれに向けて学習指導要綱があり、時間割や教科書の内容、授業内容が学習指導要綱の内容をベースに考えられているのです。学習指導要綱があることで、全国の学校で同一水準の教育を受けられるようになっており、生徒の学習環境の充実化を図る重要な役割を担っているといえます。

なお、学習指導要綱は、社会の変化に合わせて定期的に改訂が行われており、直近では2017年と2018年に学習指導要綱の改訂が行われています。小学校では2020年度、中学校では2021年度、高等学校では2022年度から改訂版の学習指導要綱に移行することが決定しています。

そして、直近の学習指導要綱の改訂に伴い、成績のつけ方にも変更が加えられています。小学校から高等学校までの子供がいる家庭では、学校の成績は気になるものでしょう。成績のつけ方が変更されたからといって、勉強方法を変える必要はないかもしれませんが、どのような点が変更になったかを知っておくことは大切です。

知っておきたい成績のつけ方

小学校と中学校では「観点別評価」に基づいて成績が付けられています。観点別評価とは、定められた観点別に評価を行い、各観点から総合的に判断して成績を決める評価方法のことです。そして、直近の学習指導要綱の改訂では、観点別評価によって成績をつける際に定められている各観点が、4項目から3項目に変更になっています。従来の観点別評価では、「意欲・関心・態度」「思考・判断・表現」「技術」「知識・理解」の4つをもとに成績が決められていました。

一方、改訂後の学習指導要綱では、4つの観点が3つの観点に変更になっており「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に取り組む態度」となっています。つまり、項目数と内容が変更になっているのです。

これからの成績の上げ方やポイント

新学習指導要綱の成績評価方法は、「主体的に取り組む態度」という観点が新たに加わっています。そのため、新しい評価制度で成績を上げる場合、生徒自身が積極的に学習している姿勢が重要になってくるのです。これまでの評価制度では、教えられた内容を黙々と勉強し、テストで良い点数を取ればある程度良い成績を獲得できていたでしょう。

しかし、新たな成績のつけ方に基づくと、最終的なテストの点数だけでなく、学習姿勢が大切になってくるのです。たとえば、授業中に積極的に発言・質問したり、自分の学習状況を把握し、指示されたこと以外の学習に取り組んだりすると良いでしょう。つまり、改定後の学習指導要綱で成績を上げるには、受動的に取り組む姿勢がポイントだといえます。

 

全国の学校で同一水準の学習環境を提供したり、社会の変化に適応できる人材を育成したりするために学習指導要綱があります。学習指導要綱では、社会の変化に応じて定期的に内容が変更されており、直近の改訂では成績のつけ方にも変更が加えられています。成績評価方法の最も大きな変更点は、「主体的に取り組む態度」という観点が評価の基準に加えられていることでしょう。つまり、改定後の評価制度において良い成績を獲得するには、生徒が積極的に学習に取り組む必要があるのです。

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