高校受験に無事合格!学習塾にはいつまで通い続けるべき?
2~3月ごろになると高校受験が終了し、進学先が決まって安心する方も多いのではないでしょう。受験に向けて遊びやゲームを我慢した分、自由に時間を使おうと考えている方も多いかもしれません。その際、学習塾にこのまま通い続けるか、やめるかの選択を迫られます。そこで本記事では、高校受験終了後も学習塾に通い続けるべきかを解説します。
高校受験に合格しても塾には通い続けるべき?
高校受験に無事合格した後、学習塾を継続すべきか迷う方もいるでしょう。結論として、高校受験合格後も、学習塾は継続しておくのをおすすめします。高校受験はあくまで通過点であり、その後大学受験が控えています。高校では中学校よりも科目数が増えて学習範囲が広くなるうえ、大学受験対策も大変になります。
ただ、集団指導塾の場合、慎重に判断する必要があるでしょう。高校の授業は義務教育ではなくなるため、学校ごとに内容が異なり、授業の進め方にも差が生じます。そのため、集団学習塾の授業内容と合わなくなる可能性があるのです。
中学校で集団学習塾に通っていた方は、状況に応じて高校進学後は個別指導塾を検討するのがおすすめです。一方、中学生のころから個別指導塾に通っているなら、高校入学後もそのまま継続しても問題ないでしょう。
高校受験に合格後、すぐに学習塾をやめないほうがよい理由
無事高校受験が終わると、安心感と開放感が得られて、学習塾もやめようと考える方がいるのではないでしょうか。しかし、高校受験が終わったからといって、学習塾をやめてしまうのはもったいない可能性があり、むしろ継続しておく方がよいかもしれません。というのも、中学校を卒業して課題がなく、なおかつ学習塾にも通っていない状態で、自主的に勉強できる人はほとんどいないからです。
しかし、同じ高校受験を終了した人の中には、高校入学後に向けて学習を進めている人も一定数いるので、受験後に何もしなければ、入学後に大差がついているケースも少なくありません。そのため、学習塾で高校入学後の準備を少しでも進めておく、さらに塾をやめる場合は最初の定期テストが終わってからの方が安心です。最初の定期テストまでは、予習や復習のやり方、定期テスト対策をサポートしてもらい、流れをつかんだ状態でやめるべきか検討するとよいでしょう。
また、高校受験はゴールではなく、その後大学受験や就職試験、さらに試験などもあります。大学受験は高校受験よりもさらに大変になるので、高校受験が終わったからという理由でやめてしまっては、大学受験対策に出遅れてしまう可能性もあります。
どうしても学習塾をやめたいときは
部活や学習塾と学校、自宅の距離などを理由に、どうしても学習塾をやめたいと考えることもあるでしょう。その場合、オンライン家庭教師や映像授業に切り替えを検討するのがおすすめです。たとえば、オンライン家庭教師は単発の利用が可能なので、定期テスト前や苦手科目だけ見てもらう、わからない問題だけを質問するといった使い方が可能です。必要に応じてサービスを利用できるので、学習塾のようにスケジュールが制限されません。
また、映像授業サービスもおすすめの選択肢の一つです。小学校から大学受験までの授業をすべて映像で見られるので、自宅にいながら学習塾のような環境で授業を受けられます。自分のペースに合わせて予習や復習、受験対策ができるので、便利なサービスといえるでしょう。学習塾を完全に辞めて、学校の勉強に集中することも可能ですが、制限が少なくなるとだらけてしまうことも少なくありません。自分の将来と向き合い、最適な学習環境を選ぶようにしましょう。
まとめ
高校受験が終わったら、開放感から学習塾を辞めたいと考える方もいるでしょう。しかし、高校受験終了後も、継続して通っておくことをおすすめします。同じ高校に入学する生徒の中には、学習塾で高校の授業を予習していることがあり、入学時点で差がつく可能性があるからです。さらに、高校受験の先に大学受験が控えているので、勉強の習慣を失ってしまうのはもったいないといえるでしょう。ただ、同じ学習塾に継続して通うか、別の塾に変えるかは慎重に判断することが大切です。