子供はいつから通わせると効果が高いのか?
横浜で受験を控えた子供を学習塾に通わせたいけれど、いつから通わせればいいかわからないという悩みを抱える親御さんも多いのではないでしょうか。
あまり早くから通わせすぎても勉強に飽きてしまう可能性があるし、かといって受験の直前に通わせるのも不安です。
横浜で中学、高校、大学受験を考えている生徒のためにいつから学習塾へ通わせるのが最適か解説します。
中学受験を考えている生徒の場合
横浜で中学入試対策を行う進学塾では小学4年生の1学期から新しいカリキュラムが始まることが一般的です。
塾によって差はありますが、おおむね4年生からは中学受験に向けた本格的な勉強がスタートします。
そこで、新たなカリキュラムを先取りする意味で3年生の夏休み前後までに通塾を始めると効果的です。
カリキュラムが変わるより少し早い時期に学習塾の雰囲気に慣れておくことで、4年生からの学習がよりスムーズになるでしょう。
また、学習塾へ通わせるのと並行して3年生のうちに得意・苦手な分野をしっかりと把握しておくことが大事です。
学習塾へ通うための準備を万端にしておけば、違う環境でも不安はありません。
小学生の場合、環境の変化によって集中力が変わったりやる気の度合いが変化したりすることが多いので、塾で本格的な勉強を始めるにあたっての準備期間は非常に重要です。
3年生だと自分が受験勉強をするという感覚が全く身についていないはずなので、勉強への意欲をそがないよう、慎重にサポートしてあげましょう。
高校受験を考えている生徒の場合
中学校や塾では中学2年生の3学期のことを「3年生の0学期」と表現することが多いです。
これは、2年生のうちに受験生になるための準備をしておくことで、いざ3年生になってから焦らずスムーズに試験勉強を始められるという意味です。
横浜の中学生もこれくらいの時期から塾に通い始めることが多いので2年生の3学期前後が最適な時期といえるでしょう。
受ける高校にもよりますが、入試対策はおおむね1年を費やせば問題なくできます。
逆に、準備期間が半年以下の場合、確実な合格の保証はできません(もちろん、本人の努力次第で合格を勝ち取ることは十分に可能です)
2年生の終わりごろから入試を意識した勉強を始めれば、問題なく合格水準に到達できるはずです。
定期テストの結果がでなくても、2年生のうちに意識を上げて勉強に取り組めば成績が急上昇する可能性はあります。
その意味でも、2年生の3学期は塾で本格的な高校入試対策を始めるのに絶好の時期であり、ここでスタートラインに立つことによって周りと決定的な差がつけられます。
大学受験を考えている生徒の場合
大学受験は、受ける大学によって対策方法や難易度が変わってきます。
あまり早くから塾に通って勉強量を増やすよりも、まずは冷静に自分の得意分野と課題を見極めることが重要です。
高校生の場合、おおむね2年生の春頃に塾へ通い始めるのがよいでしょう。
1年生のうちは勉強と部活動の両立など、高校生活に慣れて自分のリズムを確立することが大事です。
2年生になって新たに気持ちを切り替える意味で塾に通い、志望大学を決めながら学習計画を立てていくという流れが理想です。
目指す大学が決まっていない生徒も、塾でいつも授業を受けている先生にアドバイスをしてもらうことで、目標が明確になり学習意欲も上がることでしょう。
また、2年生の春は模試などのテストの成績から自分の傾向がわかってくる時期なので、志望大学を決めるだけでなく、長期的な学習計画を立てるのにも最適です。
