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高校受験における併願とはどういうもの?併願校の決め方とは

公開日:2023/01/15  最終更新日:2023/01/26


高校受験では第一志望の高校に向かって受験勉強をしますが、その際併願校も決めておく必要があります。併願校は第一志望の高校ではないため、具体的にやりたいことが思い浮かばず決めにくいものでしょう。そこで本記事では、高校受験における併願校とはなにか、さらに併願校の決め方についても解説します。

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受験するなら知っておきたい併願とは

高校受験において、第一志望を公立高校とする場合、不合格になったときの進学先として私立高校を受験することを「併願」といい、併願として受験する私立高校のことを「併願高校」といいます。私立高校の場合は複数受験が可能ですが、公立高校の出願パターンは一つしかないので、もし不合格になったら入学できなくなります。

つまり、第一志望の公立高校の受験に失敗しても、進学先をなくさないようにするために併願校を選んでおく必要があるのです。第一志望として、進学を希望している高校があるとはいえ、受験は必ずしも合格するとは限りません。そのため、併願校は進学する可能性があると考え、適当に選ばず後悔のない選択をすることが重要です。

併願高校を決めるときのポイント

併願高校として私立高校を選ぶ際、もっとも重要なポイントは実力に見合った高校を選ぶことです。というのも、実力以上の高校に決めてしまうと、合格できない可能性があるからです。第一志望の高校受験に落ちてしまった場合の進学先とするため、併願校は合格範囲内の高校で、なおかつ簡単すぎない高校を選ぶのがポイントといえます。また、受験までに時間があるなら、入試までに実力をつけられそうかを検討するのもよいでしょう。

次に、教育方針や理念、学校の雰囲気、学科などもチェックしておくべきポイントです。さらに、入学したら毎日使用することになる教室やトイレ、更衣室や図書館なども確認しておきましょう。高校入学を検討している時点では早いと感じられるかもしれませんが、進学・就職実績を確認しておくことも重要です。卒業生がどのような進路に進んでいるかは、自分の将来を考えるうえで参考になります。国公立や有名私立大学への進学を希望する場合は、合格実績の多い高校を選ぶのがおすすめです。

そのほか、通学にかかる時間や、入りたい部活動があるか、年間の学費なども確認しておく必要があるでしょう。つまり、併願校とはいえ、実際に自分が通学する可能性がある学校として、第一希望の高校と同じ気持ちで選ぶことが大切なのです。

併願高校を決める前に入試要項の確認が重要

併願校を決める際、入試要項を入念に確認しておくことをおすすめします。たとえば、併願校の入試日程は、できるだけ早いのが理想です。というのも、第一志望とする公立高校の受験前に併願校の合格がわかっていれば、精神的負担の軽減、受験対策に集中できるからです。さらに、公立高校の受験では内申点や面接、実技試験などと、学力試験の結果で合否が出されます。

しかし、高校によっては「傾斜配点システム」を採用しています。傾斜採点とは、特定の科目の配点を2倍にして換算するものです。もし、苦手教科があっても、傾斜採点を利用できれば合格の可能性を広げられるでしょう。そのほか、併願高校の中には、第一志望の高校の合否が出るまで入学金の支払いや入試手続きを待ってくれるところがあります。このように、入試要項をしっかりと確認しておくことで、スムーズな受験につながります。

まとめ

公立高校の受験では、併願校を選ぶのが一般的です。併願校は第一志望ではないというのもあり、決めにくいかもしれませんが、進学する可能性があるものとして真剣に選びましょう。自分の学力に合うかはもちろん、将来進みたい進路があるかどうか、育方針や理念、学校の雰囲気などもチェックしておくのがおすすめです。また、親や先生に提案された高校に進学するのではなく、自分自身で主体性を持って選択するとよいでしょう。

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