小学生が学習塾に通う際にかかる費用を安く抑える方法とは?
中学受験を予定している小学生の多くが学習塾に通っています。保護者としては、子どもに中学受験させてあげたいけれど、なるべく金銭的な負担は減らしたいものです。この記事では、小学生が学習塾に通う際の費用を安く抑える方法について解説します。具体的にどれくらいの費用がかかるかについても解説します。
中学受験をすることによって得られるメリット
中学受験を頑張れば、志望校合格という未来が待っています。しかし、中学受験のメリットはそれだけではありません。まずは中学受験で得られるメリットについて紹介します。
努力する姿勢が身につく
中学受験をする子どもは、友達が遊んでいる時期に猛勉強することになります。自分も遊びたい気持ちを乗り越えて勉強するので、自然と忍耐力が身につきます。塾で一緒に勉強する仲間や応援してくれる保護者がいれば、受験生活は乗り越えられるはずです。受験勉強を通じて、コツコツ努力する習慣が身につくのです。
学力がつく
中学入試は、小学校では習わない内容も多いものです。しっかり学習しないと合格には近づけません。ですから、中学受験を経験すれば学習習慣が身につき、学力は飛躍的に伸びます。
また、中高一貫校に入学すれば、高校受験をする必要がなくなります。大学入試など、未来を見据えた勉強を早めに始められるのです。中学入学と同時に、大学入試を意識した学習指導をしている私立中学校もあります。
人生経験になる
第一志望の学校に合格できれば、子どもにとって大きな成功体験になります。しかし、たとえ第一志望の学校に合格できなかったとしても、それは大切な人生経験になるはずです。長い人生の中で上手くいかないことがあっても、また別の道があることに気づけます。厳しい中学受験を経験した子どもなら、悔しい気持ちをバネにして、次の目標に向かっていけるはずです。結果がどうであれ、貴重な経験になることに違いありません。
小学生が学習塾に通う際にかかる費用相場
それでは、小学生が学習塾に通う場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。関東の学習塾の費用相場について解説します。
毎月の授業料
一般的な中学受験の学習塾では、4・5年生で毎月2.7~4万円ほどの授業料がかかります。6年生になると金額が上がり、3.6~5.5万円ほどになります。大手の学習塾の授業料も同じくらいの相場ですが、さらに高額の学習塾もあります。
入会金・年会費など
授業料以外にも塾に納める費用があります。入会金に1~3万円、年会費1~3万円ほどがかかります。さらに、模試や各種テストを受けると、1回につき5,000円ほどかかります。授業料と合わせると、年間でおよそ100万円かかる場合もあります。
小学生が学習塾に通う際にかかる費用を安く抑える方法
中学受験の学習塾にかかる費用はどうしても高額になりがちです。どうやったら安く抑えられるのでしょうか。
特待制度
成績優秀な生徒は、特待制度が利用できる塾もあります。入会金免除や、授業料の全額もしくは一部が免除されます。
お祝い金
塾情報の検索サイトを介して入塾すると、お祝い金がもらえる場合があります。1~2万円が受け取れるので、塾を探すときに一緒にチェックしてみてください。
オンライン授業
対面授業に比べて、一般的にオンライン授業は授業料が安くなります。最近ではオンライン授業を始める塾が増えてきました。ただ、塾によって実施方法は異なるので、よく確認してから契約するのがおすすめです。
小学生が学習塾に通う際にかかる費用を安く抑える方法について解説しました。塾に支払う費用は高額になる場合も珍しくなく、塾の費用を工面するためにパートを始める保護者もいるほどです。オンライン授業を実施している塾もあるので、工夫すれば費用を抑えることも可能です。中学受験を希望しているなら、ぜひ塾選びも慎重に行ってください。
