「小学生の学習塾ってどう選べばいいの？」とお悩みの保護者の方は多いのではないでしょうか。この記事では、小学生の学習塾選びで失敗しないためのポイントと、塾に通い始めるおすすめの時期をパターン別に紹介します。子どもにピッタリの塾を選んであげたいと考えている方はぜひご覧ください。

小学生の塾通いはいつから始めるのがおすすめ？

小学生がいつから塾に通い始めるべきか、子どもの学習状況や家庭の事情、本人の性格によって異なります。ここからは、塾に通い始めるおすすめの時期をパターン別にご紹介します。

学校の授業についていけない場合

子どもが学校の授業についていけていない場合は「できるだけすぐに」学習塾でサポートをしてもらうことがおすすめです。授業についていけなくなると、成績が下がるだけでなく勉強自体が嫌いになってしまう恐れがあります。子どもが勉強に対して苦手意識を持つ前に、危機感を感じたらすぐに通塾を検討しましょう。

中学受験を予定している場合

中学受験を検討している場合は「小学校3年生の2月」から塾に通い始めることをおすすめします。理由としては、一般的な進学塾では、小学校3年生の2月頃から中学受験対策のカリキュラムをスタートさせるからです。カリキュラムの途中から入塾すると、それ以前の授業内容を自分で勉強しなければいけないので、授業に追いつくまで時間がかかってしまいます。高学年になると勉強の難易度も上がるため、低学年のうちに余裕を持って中学受験の準備をしておきましょう。

勉強習慣を身につけさせたい場合

勉強習慣を身につけてもらうことが目的の場合は「いつから通い始めてもOK」です。塾に通えば強制的に勉強をする時間が作れるので、自然と勉強習慣を身につけさせることができます。ただし、子どもが嫌がっているのにもかかわらず無理やり塾に行かせてしまうと、かえって勉強が嫌いになってしまう恐れがあります。きちんと家庭内で話し合い、子ども本人のやる気も考慮した上で通塾するかどうか検討しましょう。

小学生の学習塾選びに失敗しないためのポイント

学習塾であればどこでもよいというわけではありません。入塾してから後悔しないように、授業のカリキュラムや校舎の雰囲気、予算感などを事前に調べておくことが大切です。ここからは、小学生の学習塾選びで確認すべきポイントを5つ紹介します。

カリキュラムは目的に合っているか

塾によって指導方法や強みは異なります。受験対策に特化した進学塾や苦手科目のサポートをメインとした補習塾など、塾のタイプはさまざまです。まずは何のために塾に通うのかを明確にし、目的に合った塾を選びましょう。

通いやすい距離か

なるべく自宅から近い距離の塾がおすすめです。塾が遠すぎると、子どもが塾までの行き帰りで疲れてしまいるうえ、帰る時間が遅くなってしまうため安全面でも心配です。子どもが無理なく通える範囲の塾を選ぶようにしましょう。

合格実績はあるか

中学受験のために入塾を検討している場合は、合格実績が充実しているかを確認しましょう。志望校の合格実績が豊富な塾であれば、合格のために必要な授業を提供していることが期待できます。

費用は予算内か

塾の費用は決して安くないので、無理なく通える料金なのか事前にチェックしておきましょう。塾によってはHPに料金が記載されていないところもあるので、校舎見学や体験授業を行う時に直接聞いてみてください。

指導方法は子どもに合っているか

いくら魅力的な塾であっても、子どもの特徴に合った塾でなければ学習意欲を保てません。たとえば、モチベーションが高く競争心がある子どもなら集団指導型の塾、マイペースで競争が苦手な子どもなら個別指導型の塾など、本人の性格やタイプに合った指導方法の塾を選びましょう。

受講前の体験授業は忘れずに参加しよう

入塾後に「思っていた塾と違った」と後悔しないために、必ず体験授業に参加しましょう。授業の様子や校舎の雰囲気は、実際に足を運んでみないとわからないことが多いです。慎重に塾を選びたい場合は、いくつかの塾に体験に行ってみて比較するのがおすすめです。

まとめ

今回は、小学生の学習塾選びで失敗しないためのポイントと、塾に通い始めるおすすめの時期を解説しました。塾のミスマッチを防ぐためには、あらかじめ通う目的を明確にしたうえで、子どもの性格や特徴に合わせた塾を選ぶことが大切です。体験授業は無料で行っているところが多いので、複数の塾に体験に行ってみて、子どもに合った塾を選びましょう。ぜひこの記事を参考にして、子どもにぴったりの学習塾を見つけてください。