学習塾で自分のレベルに合ったクラスに途中で変更できる?
これから横浜の学習塾を選ぶ場合には、成績を伸ばしてくれるところを選びたいと考えるはずです。これは保護者であっても実際に通う生徒であっても、同じ考えには違いありません。成績アップのための秘訣は集団授業の場合であれば、その生徒に合ったレベルの授業を受けることです。
そうだとすれば、まず入塾段階でレベルに合った教室に入ることが必要になります。そして徐々に成績が伸びてきた場合、ワンランクレベルの高い授業を受けることができる仕組みがあれば、安心して通うことができます。では、自分のレベルに合ったクラスに途中から変更することができるでしょうか。
基本的に変更できるところが多いと考えて良い
横浜の学習塾で集団授業をおこなっているところは、おおむね3種類から5種類位のランクに分けて授業をおこなっています。1番下のランクは基本中の基本を学ぶもので、本当に簡単な部分しか勉強しません。2番目は偏差値50未満だけどもそこまで基本ができていない生徒ばかりではなく、少し基本をおさらいすれば伸びそうな生徒を集めたコースが設定されています。
それ以外は、偏差値50前後のコースと偏差値60前後のコース、偏差値70前後のコース等に分けている傾向があります。例えば入塾したときに偏差値45の生徒が1年後に50を超えたとします。この場合、最初のクラスだと勉強の内容が簡単で不満に感じるかもしれません。塾側もそのような生徒がいることをよく理解していますので、途中でクラス変更ができるようにしているところがほとんどになります。
ただし、クラスを途中で変更する場合にはさまざまな問題があると言って良いでしょう。一つは教材の問題です。そしてもう一つは、定員の問題になります。これらをどのように考えていくかで、クラス変更がスムーズにできるかどうかが変わってくるといえます。
利用している教材の問題に関してはどうか
学習塾の教材は、多くの場合オリジナル教材を使っていると言うよりも、業者の教材を使っている傾向にあります。よく学習塾の名前が表紙に掲載されているものがありますが、実は業者で使っている教材の表紙だけを変えて、その学習塾のオリジナル教材のように見せることが可能になっています。
そのようなサービスをしてくれる業者が存在しているのは事実です。つまりオリジナルの教材を使っていると見せかけて、実は業者の教材を使っている学習塾がほとんどと考えてよいでしょう。業者の教材は、主にレベルが4つぐらいに分かれています。基本と標準そして応用レベルになります。
中にはハイレベルの教材を使っているところもありますので、クラスごとに、使う教材が違うわけです。最初に基本レベルで学習していた生徒が、途中からクラス替えをしたときに、標準レベルの教材を買わなければいけません。
このとき学年の途中からでも新たな教材を購入するため別途お金がかかることになりますので、保護者もその点はよく納得しておくことが必要になります。ただ教材といっても1科目につき3000円程度になるためそこまで大きな負担になることはありません。
定員オーバーにならないかどうかも考える
学習塾は、必ず教室の定員が存在しています。例えば少人数制のところならば、先生1人に対して生徒が5人ないしは6人までと決まっています。集団授業でも、教室の大きさから15人前後になっていることが多いでしょう。もちろんそれ以下のところもあります。
もし上のランク嫌がりたい場合でも、上のランクの授業の定員がオーバーしている状態だと上がれない可能性があります。この場合には、学年が変わる4月まで待つしかないこともあるでしょう。
この点に関しては、学習塾がどのような仕組みをとっているかによって変わりますが、人数の問題から上のクラスに上がれないこともあると頭に入れておきましょう。ただ柔軟な考え方をしてくれる学習塾の場合には、定員オーバーでも上のクラスに入れてくれることもあるかもしれません。
横浜の学習塾で集団授業をおこなっているところは、ランク別に授業が設定されているところが多いです。通っているときに成績がアップした場合、途中で教室を変えることが可能になっているところが多いです。この場合には、教材を途中で購入しなければいけないといった負担があることは頭に入れておきましょう。また、上の教室の定員がいっぱいで上の教室に上がれないこともあるかもしれません。この場合には学年が変わる4月まで待たなければいけないこともあるでしょう。